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電気の自給自足の時代がやってきた?④ ~単価の高い時間帯の電気購入を抑える方法~

投稿日:2016年4月28日 | 投稿者: | カテゴリー:
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数年前まで、私どもがお客様に太陽光をご紹介すると、必ずお客様から聞かれていたこと、「1年間にどのくらい売電で儲かる?」「何年で元が取れる?」これは、電気は売る時代と言われた固定買取価格が高い頃のお話です。

今年(平成28年)は、10KW未満の余剰電力買取で33円/kwh(抑制制御対応機器設置義務あり地域)で10年間、10KW以上の太陽光では25.92円/kwh(税込)とFITスタート時から比較すると大きく買取単価は下がっています。

 

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平成22年を基準として考えると、10KW未満の余剰電力太陽光は48円/kwhの買取価格から今年は33円/kwhへ30%以上の買取価格ダウンです。

買取価格ダウンの理由の1つは、太陽光発電システムがFIT固定買取制度スタートから数年を経過し、普及が一気に進み、システムのコストダウンが可能になってきたこと。もう1つの理由は温室効果ガスを発生させる火力発電所を減らし、地球環境に優しい再生可能エネルギーへ転換させる施策を推進するために導入した固定買取制度によって、太陽光設置家庭と非設置家庭で光熱費に掛かる経費に大きな不公平が生じてきたことが挙げられます。

前回もお話しましたように、電気代が高騰してきた現在、日中単価の高い電気を購入する程、1ヶ月の光熱費は高くなります。光熱費を安くするためにはこの時間帯の電気を極力使わないことが効果的です。太陽光発電は日中晴れていれば基本的に単価の高い時間帯の電気を使わずに、家庭で使用する電気のほとんどを賄ってくれます。ですが、雨天の日や、そもそも太陽光が設置されていない家庭ではどうやって単価の高い時間帯の電気購入を回避すればよいのでしょうか?

1つの方法として、蓄電池の活用をお勧めします。現在の住宅用蓄電池はリチウムイオン電池で数年前からハリブリッド自動車用に開発されたものが、住宅用に改良されて現在に至っています。蓄電池の主な役割は比較的単価の安い時間帯に電気を貯めて、単価の高い時間帯に放電(電気が使用できる状態にする)ことで単価の高い時間帯に単価の安い電気を使用できることです。オール電化家庭においては、電気代の安い時間帯は夜間なので、この夜間に蓄電池を充電し、昼間に放電させることにより、天候に関わらず、安い電気代を活用できます。

さらに太陽光があれば、晴れた日の昼間は全く電気を使わず、夜間に貯めた単価の安い電気を雨天時の日中だけ放電させることによって電気代を抑えた生活ができます。また、昨年から、抑制制御対応機器設置義務が付いている地域では、これからの太陽光は日中でも電力会社から消費者が使用する電気の量によっては買取が抑制または買取されない時間も発生してくることが予想されます。買取されなかった太陽光は蓄電池がなければ、空気中に放電され、売電メリットはなくなります。しかし、蓄電池が付いていれば自動的に抑制を感知して買取されない電気を蓄電池へ貯めることができる機能のついた蓄電池が増えてきています。

今年3月末まで加入できた時間帯別電灯契約(四国電力)のご家庭であれば(給湯器もしくは、調理加熱機器のどちらかが電気使用)、太陽光が付いていなくても、蓄電池を導入することで、夜間電力の使用を増やし、日中の単価の高い時間帯の電気使用量を減らすため、光熱費削減の効果を出すことが可能です。

さらに蓄電池を効果的に使用するために、HEMSを活用しましょう。

HEMSについては次回お話したいと思います。

電気の自給自足の時代がやってきた?③ ~割安電気の有効活用~

投稿日:2016年4月19日 | 投稿者: | カテゴリー:

 

 

ブログに先立ち、

今月14日夜そして16日未明に相次いで発生した熊本県を中心とした甚大な震災により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

先日より、電気代の年々の高騰そして、再エネ設備の増加に伴う賦課金の急騰についてお話してきました。

それらを踏まえて、どうすれば電気代(光熱費)を抑えていけるのでしょうか?

答えの1つとして、「割安電気の有効活用」が挙げられます。

割安電気とは、非電化家庭では、使用電量を120kwhまでに抑える(四国電力従量電灯Aの場合)ことです。料金は20円/kwhで最も安くなっています。次に安いのが使用量120kwh~300kwhまでで、26.5円/kwhです。非電化家庭なら何とかこの範囲に抑えることで光熱費は格段に変わります。

重量電灯AH28価格表

オール電化家庭では、夜間23時~翌朝9時までの時間帯の夜間電力に限定して使用することです。(四国電力スマートEプランタイプL,H共通)料金は14.22円/kwhで最も安くなっています。

H28スマートEプランL1

そのためには極力昼間の電気は購入しないで生活することが必要です。でも、昼間であっても冷蔵庫等不可欠な電力もあります。これらの電力を賄うために太陽光が活用されます。一般家庭(4人家族)であれば3~4KWの太陽光があれば十分昼間の電力を太陽光で賄うことができます。

 

初期投資は必要ですが、5~6年前と比較すると、住宅用太陽光の価格は65万円/kwという価格から、30万円前半/kwとおよそ半額にまで普及してきました。弊社でも商品によれば29万円/kwという1kwあたり30万円を割り込む商品もあります。今からの光熱費対策には欠かせない住宅設備になってきています。

 

ただ、太陽光のみでも不十分であることが昨年あたりから明白になってきました。なぜなら、愛媛県(=瀬戸内温暖気候エリア)であっても、データ上年間120日は雨天だからです。(2010年年間晴れの日ランキングより)

年間晴れの日ランキング

3日に1日は太陽光が発電しにくい状況になることを指します。最近の太陽光は曇天での発電能力がずいぶん良くなっていますので、雨天でも微弱に発電しますが、家庭内の昼間の電力全ての確保はできません。それでもFIT開始直後の平成24年~平成26年頃までは高価な太陽光の余剰電力買取価格がそれを補ってきました。

余剰電力買取価格>昼間購入電力価格

だったからこそ、買い取って貰った電気代で雨天時昼間の電力購入が可能だったのです。

今年からの買取価格は平成24年時点の2/3になっており、オール電化家庭においては時間帯と使用状況によっては

余剰電力買取価格<昼間購入電力価格

という逆転現象が起こっています。(グリッドパリティ)従って、買い取って貰った電気代では雨天時の昼間電力購入できない状況が見えてきたのです。

これは非電化家庭においても同じで、雨天時に普通どおりの電力を購入していたら、月間120kwhに使用電力を抑えることはできず、3段階目(300kwh以上の使用で29.95円/kwh)に突入してしまいます。

電気代が大きく変化し今までの節約が常識ではなくなってきました。この時代の変化に合わせて最近注目されてきたのが蓄電池になります。蓄電池の最も大きな役割は、割安電気をストックして、電気代が割高な時に活用できる点にあります。次回はこの蓄電池について考えてみようと思います。

電気の自給自足の時代がやってきた?② ~再エネ賦課金の急騰~

投稿日:2016年4月12日 | 投稿者: | カテゴリー:

太陽光固定買取制度がスタートした平成24年7月から始まった『再エネ賦課金』をご存じでしょうか?

電力会社から電気使用量明細が届きます。この明細に『再エネ賦課金』が明記されています。

この再エネ賦課金とは、

①電気を使うすべての方が負担する

②負担額は電気の使用量に比例。

③再エネ賦課金の単価は、全国一律の単価

④再エネ賦課金は、電気事業者が買取制度で電気を買い取るための費用に使用

⑤最終的には再生可能エネルギーで電気をつくっている方に届く。

となっています。(経済産業省 資源エネルギー庁 なっとく!再生可能エネルギーHPより

下の電気料金明細の中の赤枠の部分が再エネ賦課金額です。

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太陽光を設置している方は、固定買取制度により支払った賦課金の一部は買取金額として受け取っているので未設置の方に比べると負荷はまだ少ないと考えていましたが、近年この賦課金単価が急騰しているのはご存知でしょうか?

この賦課金は太陽光の設置(運転開始)数量に比例して増加しているので、ここ3~4年の短期間のうちに急騰しているのです。

賦課金の単価の歴史をみると、よくわかります。

平成24年(7月~平成25年4月まで)  0.22円/kwh

平成25年(5月~平成26年4月まで)  0.35円/kwh(昨年対比59%UP)

平成26年(5月~平成27年4月まで)  0.75円/kwh(昨年対比214%UP)

平成27年(5月~平成28年4月まで)  1.58円/kwh(昨年対比210%UP)

平成28年(今年5月~       )  2.25円/kwh(昨年対比142%UP)

→実にここ5年間で10倍にも急騰!!

1ヶ月に400kwh使う家庭では年間の賦課金合計が¥1,000程度から、同じ使用量にも関わらず今や

¥10,000も払うようになっているのです。

私自身も太陽光を付けて5年になりますが、付けた当初より、電気使用料金がUPし、買取メリットが薄れてきたように感じていました。「最近節電意識が薄れてきたのかな?」とも感じていましたが、実はここが光熱費負担増の一端になっていたことに改めて気付きました。

もはや太陽光を付ければ光熱費が節約出来る訳ではなく、太陽光の上手な使い方が求められるようになってきていると思われます。

次回はその対策について考えてみることにしましょう。

 

 

電気の自給自足の時代がやってきた?① ~電気料金の変遷~

投稿日:2016年4月11日 | 投稿者: | カテゴリー:
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冒頭より数字を出しました。 これは、今から2年半前、2013年9月に四国電力さんが電気料金を値上げした際に電気代についてきちんと知ってもらうためにそれまで(2013年8月迄)の電気料金との比較を表した表です。左側が平均値上げ率、右側がオール電化の場合の夜間料金の値上げ率です。 そして次が昨年(平成27年4月~平成28年3月末までののオール電化料金プラン(スマートEプランタイプL)です。

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夜間電気単価は2013年8月迄が8.90円/kwhでしたが、2013年9月以降は上の円グラフに記載された11.04円/kwhになりました。(値上げ率23.9% スマートEプランタイプLの場合)さらに、次が今年4月から適用されているオール電化プラン(スマートEプランタイプLプラスの場合)になります。

H28スマートEプランL1

夜間電力の単価にご注目ください。14.22円/kwhになっています。これは、平成27年単価比較で28.8%の値上げ率です。こうしてみると、この2年半で夜間電力単価は59.7%も上昇したことになります。その分日中の電気料金単価は抑えられていますが、それでも27.4円/kwh→28.95円/kwh 平均値上げ率5%程度は上昇しています。

こうして見ると夜間電力単価の上昇が全ての家庭に等しく光熱費高騰の影響をもたらしているということになります。

等しくというのは、太陽光を設置している家庭でも同じくということを指します。太陽光を設置していても太陽光は夜間の発電はありませんので、必ず、夜間電力を購入しなければなりません。この夜間電力の単価アップは太陽光発電を既に設置しているご家庭においても発電収益を大きく圧迫する要因になります。

さらに電気料金の高騰を後押ししているもう1つの要因が再エネ賦課金です。これについては、明日お話します。

 

 

 

電力受給契約受付保留に伴う今後の全量固定買取太陽光発電の行方

投稿日:2014年10月17日 | 投稿者: | カテゴリー:

セイコー不動産 太陽光発電推進隊長(自称)の鳥殿です。

 

去る9/30(火)太陽光発電設置・販売を行う企業及び設置工事業者全てに激震が走りました。

9/25(木)の九州電力による突然の電力受給申請受付保留のニュースへの興奮も収まらない中で

東北電力に続いて、四国電力も電力需給契約受付を保留するというニュースです。

 

ニュースの一報は、午前10時30分に各電気事業者さんに入り、弊社には午前11時頃知らせが入りました。

実は、9/25(木)の九州電力の事態を受けて、数日前に四国電力へ問い合わせた際には、「現在、四国電力

管内では保留等の話は出ていない」という回答を頂いていましたが、一変して電力需給契約受付保留に転じた

ようです。

 

その日は11時から、四国電力の各事業所が閉店するまでの約6時間、現在設置検討中案件へのオーナー様、

当社販売太陽光用地、10KW以上の太陽光搭載の新築をご契約頂いているお客様に向けた急遽のご説明と、電力

受給契約申請に奔走しました。

四国電力の各事業所では午後から閉店までに相当の業者さんが申請に来られ年度末のような状況だったようです。

 

元々全量固定買取太陽光発電スタート時点より、送電線の容量の問題は危惧されていました。

でも太陽光を取り巻くメーカー、企業の多くが来年の3月くらいまでは大丈夫だろうと理由なく構えていたところ

に今回の事態となり、全量固定買取太陽光の販売は一気に終焉を迎えた状況になりました。

 

10月に入り、当社でも今年5月~7月にかけて、農地転用申請を行い、農地転用許可が下りた物件や、9月に電力受給

協議の完了した案件にて、太陽光設置が始まっています。

工事スタートした案件のオーナー様の声は「早く決断できて良かった。反面、設置直後から買取量の削減や、買取

金額のカット等がないかどうかが心配」という声も聞かれました。

 

10/8には、経産省からもこの問題に言及し、「有識者による委員会や専門部会を立ち上げてこの問題を検証し、年内

に結論を示す方針」を明らかにしています。

10/7には、ソフトバンクの孫正義社長が事務局を担い、36都道府県と約200社が参加する「自然エネルギー協議会」

から「自然エネルギーの最大限導入にう向けた接続中断問題への積極的対応」を求める緊急提言が国に提出されています。

 

ところで、私個人的には、設備認定の申請に危機を感じ始めています。

10KW以上の太陽光については電力受給申請の受付が保留されている訳です。

そうなれば、10KW以上の設備認定のみどんどん認定しても、保留案件が増加する一方となる訳です。

 

今後の混乱を避けるには、設備認定も受付保留するのではないか?と不安視しています。

9/30までに電力受給申請が完了している物件については早急な対応が必要だと感じています。

今後の動向については注意深く見守りたいと思っています。

訪問介護施設への架台設置 訪問介護施設へのパネル設置 農地転用後太陽光設置 基礎工事スタート基礎工事の様子② 011

 

 

 

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