駄犬王ジロー 成長の過程その8~放浪編3~

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今晩は。コームブロンドO松です。
みなさんが記事について、忘れてしまっているかもしれませんが、続きをどうぞ。

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《前回までのあらすじ》
日本初?の伝書犬となったジローが、返信を付けて、戻ってきました。
今度は別の字でこう書かれていました。
「私は○ー○○というラーメン屋です。うちの娘が、ジローを家に泊めて、面倒みました。」



ジローは、知らぬ間に他所様のお宅に泊めてもらっていたのです。
しかも『○ー○○』の娘さんに手厚いもてなしを受けたらしいのです。



『○ー○○』の娘さんて、どんな娘さんなんだという興味が瞬時に沸き起こったのです。
あんな野良犬が無理やり首輪を巻いたようなジローを親切に面倒みてくれるなんて、
天使のように優しいひとに違いない。どんなひとか確かめたい。



私は、自身の欲求のまま、ジローを伴い、『○ー○○』へ向かったのです。
『○ー○○』は自宅から直線距離にして150メートルくらいですが、自宅が道路から
奥まったところに位置するので、道路に沿って歩くと200メートル強の距離です。
因みに『○ー○○』は鉄骨2階建ての1階(2階は賃貸アパート2LDK程度か?)ニ位置し、
正面道路から見て、1階中央に幅3メートル程の車路をはさんで、向かって右(左は喫茶店)
に位置しています。



お客ではないので、正面出入り口から入るのは止めて、裏の駐車場に廻ることにしました。
裏口とおぼしき、片開きのアルミ戸を開き、こう切り出しました。



「こんにちは。ジローの飼い主の者です。ジローがお世話になったそうで・・・。」
店内は、お客も少なかったのですが、ややあって反応がありました。
「あれ、お父さん。ジローが来ただよ。」



少し白髪混じりの、割烹着に身を包んだ、いかにもひとの良さそうな60代とおぼしき
おばちゃんがこう言いながら、出てきました。
遅れて、ほとんど白髪頭の長身のおいちゃんも姿を現しました。



「この犬が突然やって来て、何かくれって言うで、お客の食べ残しのモツをやったら、
うまそうに平らげて、そのままいついちゃっただよ。」《以下、続く》

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